水耕野菜でも…
さて、又もや寒気がやってきている様ですが、前回の雪日には家庭菜園ハウス内の野菜たちは凍ってしまってました。
いやはや去年はそんな天候は無かったので、ちょいと悠長に構えていたらトンデモな状態になってましたなぁ~。
ここまでしっかり凍りつくとは思わなんだで、レタス葉に触れるとガッチガッチの氷漬け。
まっ、今回はそこまではないと思いますが。
でも、その凍ってた野菜たちですけどしっかり復活して煮えることも無く、無事に生育続けている事には驚きでしたなぁ。
思いの外強い。
水温なんて0℃まで下がってたし、こりゃ全滅かなとも思ったがなかなかどうして立派なもんです。
露地栽培であれば時期相応の野菜しか育たない環境なので、多少の雪ではびくともしないでしょうが、サニーレタスや春菊、ほうれん草と言った葉物野菜にはちぃーときついですからなぁ。
まぁビニール被せたりして温度管理出来れば別でしょうけどね。
昼と夜では別環境を作り出せねば成りませんから、路地は面倒なのですよ。
手入れも程々の環境で葉物野菜など簡単な野菜が栽培出来る様にしたのが水耕ですからね。
実験を兼ねて自宅の菜園で試験栽培を続けている訳ですが、大方1年の流れで栽培して全期型で稼働可能な結果が得られているので、個人で栽培して楽しむには必要十分です。
今日の栽培装置の状態はと言うと、
見ての通り色艶に何ら問題は無いですな。
見えている野菜はイチゴ・紫チンゲンサイ・グリーンレタス・サラダ春菊・サラダほうれん草・サニーレタス・手前に水菜があります。
サニーレタス育ちすぎって思われるかも知れませんけど、私の栽培方法はこうやって大きくなるまでというか、トウ立ちまで育てながら葉をもいで食べていくやり方です。
とことん生育させることで根が張り、葉をもいでもその分の養分供給が行われるので水耕ならではの生育の速さにプラスの効果がある。
土耕等の栽培ではこうは行きませんし、屋内栽培型(家庭用)の水耕装置ではカバーの関係でここまで大きくは出来ませんね。
水耕でもやはり日光は大事なのです。
光だけ与える最新型の赤青2色LED栽培も一見良さそうですが、やはりそれは量産型の栽培方式と捉えるべきと私は思いますけど。
光だけでは足りないものが『熱』です。
LEDでは放熱効果が無いに等しいので、日光の紫外・赤外は大事な要素。
これが葉に当たることで光合成の完成度が高くなると考えています。
単純に考えると、分子運動は熱量に依存するのですから、葉の組織を構成する物質の構造に違いが生じる…かも知れませんね。
まぁ、直射日光を与えて育てると葉の硬さが違いますので、その触感は新鮮さにも貢献しているかも知れませんねぇ。
もちろん同じ栽培でも食感は変える方法がありますし、味も変えられます。
そんな高度な技術では有りませんし、相応に美味しい野菜を作ろうとすると行き着く方法かも知れませんが、私としては実験の結果普通に栽培しながらでも可能だと思いました。
難しいのは栽培環境が何れの野菜でも同じで、苗の状態から栽培終了まで養液が同じである事が条件に含まれるという点。
これは水耕の年作を考えれば当たり前の絶対条件。
まぁ、トマトの様に濃度を変えていく必要が有るものはちょいと厄介ですが。
去年の夏はスイカも作りましたが問題なかったですね。
今の様な生活環境が続くと外出すらままならなくなりますから、自宅の庭先で野菜を自分の手で作り食す事が退屈な時間も栽培に費やす事が出来るし、何と言っても植物は人間と共存関係にありますから、与えるものと与えられるものがあるんですよ。
これらについてはindeepサイトで良く書かれていますので探してみても宜しいかと思います。
人が植物に触れることで植物に変化が起こります。
それは見て判る程に大きい。結果としてですが。
持ちつ持たれつですから、当然その逆もある。
のではないでしょうかね。
私が水耕を勧める理由の一つにもそれがあります。
そして、もう一つ大事なことが。
自分の生活環境と同じ所で育った野菜が、自分の体を作る素材としては最高
であると言うこと。
そこに農薬の未使用までのギフト付き。
やらない手は無いのでは。
ちなみにこの水耕装置、売ってるんですよ。
まぁ調べてもなかなか出てこないでしょうけど。
レタス等もこんな感じで綺麗に育ちます。
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