やっぱ十五夜...だよネ
何と言っても十五夜じゃけんが、昔の十五夜は良かったなぁ~。
ワテ等のちっこい頃は十五夜に成ると子供達で御近所さん家を周り歩き、縁側にの供物を袋にいれて持ち帰る風習が有ったんだわさ。
当時の供物はトウモロコシ・栗・りんご・梨・サトイモ・からいも・ぼたもち・アメ玉等いろいろあってあっという間に袋がいっぱいに成るくらい有った。
子供らが取りに来てくれることが嬉しい一面も有り、当時の集落は家族ぐるみの付き合いが多かったねぇ~。
集落で知らん人はおらんかった様に思うな。
まぁ、自分等も集落じゅうを駆け回って遊んでいたし、魚釣りと言えば近所にミミズ取りに出かけたり、庭先を横切ったりして家々を通りにしていたっけか。
おかけで何処にどんな人が居るとか自然に覚えていたっけねぇ~。
時にはお昼を貰って食ったりしてみたり。
まぁ、楽しい日々だったなぁ~。
もう引っ越して40年近く成るので随分と変わっていることだろう。
まだあの土地に住んで居たら、是非我が子にもそんな体験させてあげたい気がするのだが。
核家族化が進み、御近所さんとも顔すら合わさない様な日々だから、それぞれのライフスタイルに沿って生活する様に成ったんで、付き合いも何もあった物では無いね。
まぁ、昔は職人さんが多かった事もあり、今の様にいろんな業種での生活の時間的配分が違うって所も無かったんで、夕方にはそれぞれの家々で庭掃除や風呂焚きやら皆が同じようなライフサイクルをしていたからね。
古き良き時代だったねぇ~。
少なくともそういう環境で生活出来た事は、今の自分にとって十分役にたっていると思うんだよなぁ~。
もうしばらくするとコウジの実が落ちるが、今の子等はそんなもの見向きもしないだろう。
ワテ等はそれをわざわざ山の中まで拾いに行っては、自分達で炒めて食べていたっけか。
小学生でも十分火の扱いには成れていて、相応の常識も持ち合わせていたし。
今では考えられんことだろうけどね。
川への釣りもマッチ持って出かけては、出先で釣った魚焼いて食ったりしていたしなぁ~。
小学生4,5年程度でもそんな事していたっけか。
もちろん川で泳いでいたんで多少の流れの有る所でも平気だったしね。
今の子等は可哀想だわいなぁ。
ちょっと話がそれたが、昼間には早速実家へ出向きボタモチときなこ餅をしっかり食べてきたぞよ。
涼しい環境だったんで十分秋を感じる事が出来ましたよ。
そうそう、中秋の名月って今夜を逃せば次は2021年まで見れないそうですね。
今夜は天気が良さそうなので皆さんしっかり見ておきましょう。
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