次期株づくり
さてと、そろそろ水耕イチゴも終了ってところだね。
今回はお試しと言うことで土工苗を購入してきて水耕移植して育てたけど、やはり品種により多少のマッチングの違いはあったかな。
野菜類と同一養液での栽培だったんで、どちらかに合わすしか無かったのだが、そこそこマージンの範囲内で育った感じ。
途中で何人かに試食してもらったけど、『あめぇ~、何これ
』って意見が多かった。
2月に移植したものはちょっと実験させてもらったのだけど、その時は糖度が14.9brix%まで上がった。
もちろん野菜と同一養液による栽培だったのだけど、その時は野菜の食感を変える実験で一工夫してみる必要が有ったので、イチゴも当然その環境に暴露する形になった訳だ。
多少意図した部分はあるのだけど、まぁその後の糖度は通常栽培に戻した事もあってか、13brix%前後で推移しましたね。
今回の試験栽培の結果から言えることは、野菜とイチゴの同居栽培は可能であるという事かな。
育ちはしても味がのらなきゃダメやしね。
試食してもらった人からは通常のイチゴとは又違った味という事で、割と良い印象を貰えた感じがする。
てな、事もあって今出ているランナーをベースに株づくりをしている。
次期栽培に使おうかと思っちゃいるが、果たして酷暑の夏を乗り切れるかどうかが大問題なのだ。
正直かなり厳しいのよねぇ~。
後、水耕装置を購入して頂いた方へ株をプレゼントしようと思っている。
伊佐に納入する装置と隼人に納入する装置の分があるので、取り敢えず4株は作って置かねばと今日又すこし栽培地を整理しておいた。
今はサニーレタスが幅を効かせて我が物顔で栽培地を陣取って居るので、半分程度胃袋へ押し込めようかと思ったが、結構な量なので姶良の水耕装置におすそ分けという事で移植させてもらった。
と言っても数株だけどね。
後は食べてますよ。
こんな感じ。
さらっと水洗いして数枚の葉を5cm程度にねじ切って行くのよね。
包丁なんぞは使っちゃイカン。
そうそう、水洗いすると葉の表面形状から水分が抜けにくいので、ねじ切った物はザルに縦にして入れて思いっきり水分を振り落とすのだ。
そうすると殆ど水を感じること無く野菜を味わえますよ~ん。
今回のレタスの葉は両手ほどの大きさがありますんで、食べごたえ有りましたぁ~。
ちなみに自宅だけでは消化しきれないので、近所の方にもお分け致しましたよ。
栽培中のレタスもそろそろ終わりですかね。
バジルは株づくりしているのがやっと根が出てきましたので、何とかつなぎ栽培が出来そうです。
パプリカは小さい樹ながらもう5cm程度の実が出来てます。
パプリカは養液濃度が少しでも薄いと直に葉色が悪くなる。
結構敏感な感じがする。
一方、ナス君はこれはグイグイ葉がデカく成ってきてまして、多少の養液濃度の変化は問題ない気がする。
こんな感じ。
手前には次期サラダ菜、サニレタが生えてきてます。
一応此れ等は最小サイズの水耕装置に連結する形で栽培しているのですが、培地2枚分(600X900X2枚)までドライブ出来てますね。
この苗も装置納入時に添付してあげる予定です。
ここからだと一気に育ちますので『楽しく
』成っちゃうことでしょう。
野菜君たちはそれなりにこの時期は良く育ちますね。
今、別装置でトマトも栽培してますが、まぁトマトはもう何度か育てているのでそれほど気を使う必要は無いのですが、装置の一部に新しい技術を導入しているので、今までの生育と何か変化があるかなぁ~とか思いながら見ています。
まっ、見た目で判るほど変化があるとは思わないのですがね。
悪くなっていないかの確認と言ったところです。
今日で移植してちょうど一ヶ月です。
こんな感じ。
脇芽も7,8本程使って別の培地で生育させてますが、一応この装置に繋いでいるので環境は同じです。
2本仕立て、3本仕立てと組んでみましたが、いよいよ格子を抜けてきましたね。
ここから広げていきたいと思います。
果実は2cm程度の物が出来てきてます。
さてどの程度の大きさになりますやら...。
一応ストレス栽培なのでね。
これらの手入れをしていると1時間なんてあっという間です。
試験栽培という事もあって濃度確認や調整は毎日ですもんね。
状態確認もしっかり見ないとイカンしなかなかですわい。
ここ数日は天候も今ひとつなのでハウス内もそれほどでは無いですが、快晴の時は流石に参りますね。
さて、そろそろ梅雨入りも視野に入れておかねばならん時期と成ってきました。
病気が入らないことを願ってますが、はてさてどうだか。
当然虫もですがね。
虫取りそろそろ下げようかなぁかな~。
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