水耕スイカ、順調成長
さて、今シーズンは顧客の一人が水耕スイカに挑戦と聞いたので、装置の提供側としてはやはり実践して評価せねば成るまいってな事で、この5月から水耕スイカの生育を行っている。
4月16日に苗を購入して植え付けたのだけど、まぁスイカは今回が初めてなので正直どうなるのか判らない状態だった。
マスクメロンは実績が有るんだけどなぁ。
水耕との相性もあるので何とも言えないが、結果論から言えば購入した苗は水耕とのマッチングは上々である。
さすがにスイカだけの栽培では試験栽培に成らない為、敢えて同条件でミニトマト、大玉トマト、パセリ、パプリカ数種、小松菜、マルチリーフィ、レモンバジルと言ったものを同一テーブルで栽培している。
まぁ、養液濃度をどの品種に合わせるかにも依るが、今回はもちろんスイカに焦点を当てている。
あくまで見た目の色合いで濃度を調整しているけど、EC計を使っもあまり意味が無い。
測定精度もあるが、やっぱり品種に依存して濃度を変えるべきだし、見た目が一番精度が高いと感じる。
いくらにしているかは言えないのだ。
今はこんな感じ。
今回は試験栽培と言う事もあり、一株に5個の実をつけさせて変化を見ている。
どうやら3個はスクスクと大きく成長している感じ。
2個はやや鈍化しているかも。
大分葉を削いだ事も影響しているかな。
まっ、最大は25cm程度まできているのでもう少し大きくして行ってみよう。
サニーレタスとグリーンレタスも栽培しているが、時期が合わない感じだなぁ。
はっきり言って夜間の水温が高すぎるのも原因の一つだな。
後5℃程度下がってくれたらいい感じかもね。
温調回路は組み込んでないからなぁ~。
コストも維持費もかかるし、何せ周囲温度に影響されて冷却なんぞ出来やせんし。
意味ないので組み込みは避けた次第。
ちなみに同じレタス葉でもマルチリーフィはいい感じだ。
これたった6粒で300円以上もするのだ。
ちょっとお高い種だったけど、食してみるとこれがスナックみたいな食感なのよ。
パリパリなんだなこれが。
ちょい苦味が強いけど通常のレタスからすると面白い食感だね。
栽培カップが空いて来たので何か新たに仕込んで見ようかと思っている。
さて、何が良いかな~。
手入れの時間が日中はとれないので朝夕のちょっとした時間で色々と世話している。
あと2週間くらいで食えるかなぁ~。
天気がいまいちだから日照次第か。
待ち遠しいのぅ。
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