水耕段々畑で作る野菜たち
暖かく成りましたなぁ。
朝夕の寒暖差も結構あって栽培にはちょっと気を使いますが、季節柄野菜たちの生命力に任せております。
まだ霜が降りますけど、後数回でしょうからこの調子で行けば色づきを見ながら濃度調整すれば良いですな。
レタスとイチゴが一緒に育てられるのも水耕ならではです。
まぁ、土耕でも隣に植えれば出来なくはないのですが。
水耕と言えば一般的に知られているのが、ペットボトルで育てたり100円均一物で育てたりするのが殆どです。
確かに育ちますけど、屋内で育てることになりますので食感という点で少々残念なのです。
あるいはLED栽培とかされたりもしますけど、個人的に言わせてもらえばそれは植物工場でやっている方法であり、家庭栽培であれば日光を使うべきなんです。
理由は光の成分が問題なのです。
光の3原色の緑以外を照射すれば同等の生育が見られると言うものですが、これじゃ自然界で育つ野菜の様には行かない。
足りないものがあるんですね。
それは【熱】
です。
皆さんは冬場の光の暖かさを知ってますよね。
それと同じく日光を当てる事で植物は葉を強化します。
それがそのまま食感に通じます。
まぁ簡単に言えば葉の表層で光が運ぶ熱が入ることで分子間のやり取りがよりスムーズになります。(ある意味ストレスフリー)
蒸散という仕組みは、光の熱源が葉を焦がす迄になりますので、それを防ぐ形で水分を蒸発させ冷却効果を生み出します。
気化熱とでも捉えればわかりやすいですかね。
蒸発が多ければそれだけに維管束が強化され、道管の機能がより効果的に使われる事になりますからね。
サニーレタスが売られている状態をご覧いただくと解りやすいですが、葉っぱを丸める形でまとめてありますが、太陽光で育てるとそんな事は出来ません。
早採りすれば出来なくもないでしょうけど、枝葉が折れちゃいます。
太陽光栽培は水が命って感じですかね。
だから循環式は停電が怖いという訳ですが、まぁそこは相応に対処すべき所です。
この上段に映っているレタス5個は3月4日にAZで購入した土耕苗ですが、個人的にAZの苗は水耕向きなのです。
何がって。
土耕苗の水耕苗化は意外と根っこが決め手に成るのですよ。
購入時点での苗は、
あっ、スナップえんどうの苗も見えますが、別の装置に植えてます。
このレタスの土を洗い流すと、
こうなるわけです。
どうです、綺麗に土が落ちているでしょ。
だからといって直ぐに水耕に植えたら駄目ですからね。
寝かしが必要なんです。
特に天候が良い日が続くと不味いのですよ。
先ずは土落としをしたら日陰で数日水に浸けて育てます。
まぁ、無難に育てようとすればの話です。
時間が無いとか急いでる時は直ぐに水耕に植えても良いですが、直射だけは避けておくべきです。
土耕根と水耕根は構造が変化
するんです。
だからその時間を作ってあげたほうが植え替え後の育ちが良くなります。
細かいことですがね。
今日はきゅうりとピーマンの苗も調達して来たので明日植えますかな。
後はスイカとかも植えますが、これらを同じ養液で育てるには少々工夫が要ります。
でもこれらの野菜がベランダとか庭で育てられるとしたらどうですか。
朝晩の生野菜サラダ、孫や子に食べさせてあげたいイチゴ。
全て新鮮無農薬野菜。
そして栽培者の愛情たっぷりの野菜です。
人が植物に触れることで植物が変化する事を知ってますか?。
単に栽培するだけでは意味が無いのです。
庭先栽培の良さは食べるだけの野菜づくりではなく、自分の健康づくりにも成るのですよ。
まっ、長くなるので今日はこのへんで。
話は変わりますけど、今季TVアニメのOPが神曲と言える感じの良い物がありましたので紹介しておきましょう。
コチラ
詩が良いですね。
もしかしたらアセンション後はこうなるのでしょうか。
示唆的なアニメとも言えますかな。
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