試食は続く
今日もあったか日和でしたな。
いつもの様に野菜の手入れをしていると日差しが強く照って来た。
いつもの日差しからするとちょっと熱さが違っている感じで、上着を脱がねば汗が出そうでいつもの服装では作業出来ない程だったね。
この栽培所は割と山手にあるので、日が差し込み始めると鳥たちが鳴き始める。
我が家のじぃー様なんぞは、鳥の為にとミカンを購入しては半分に切って庭の木に指し、メジロが食べに来るのを楽しんでいる。
所が、流石に鳥たちも餌場は直ぐに知ってしまう様で、ムクドリがやってきたりする。
するとメジロが逃げてしまうのでじぃー様は機嫌が悪い。
先日はとうとう部屋にテグスが置いてあって、何だろうと思ってその行き先を見ると、鳥の餌場の木にくくりつけてあるではないか。
もしかして...と思ったら案の定、『払い屋』に成っているのであった。
ちょうどそんな話をしていると、ムクドリが餌場にやって来た。
するとじぃー様、『んっなっ、コラッ
』と言いつつテグスをグィッと引っ張って払い屋に徹していた。
やれやれ、優雅な日課だとこと...
まっ、楽しみの一つにでもして貰えれば良いかと思いつつ眺めておりましたわ。
ただ、ちょっと気を抜くと自分たちの通り道にテグスが垂れたりするので、こっちが引っかかってしまいそうになるので参ってしまうが...。
今日の試食のためにと計量器を持参した。
試食の葉の重量を計測してみようかと思いましてな。
農林水産省が提唱している一日の野菜摂取量は350gというのがどの程度の量なのか実感として理解してみようかと。
まぁネット上には相応に量的な画も出ていますがね。
ちなみに農水省が平成30年5月に出した『野菜をめぐる情勢』の11ページにこうあります。
★野菜の消費動向①
『◯ 野菜の消費量は減少傾向で推移。平成28年は前年よりわずかに減少し、1人1年当たり89kg。
◯ 世代別の野菜摂取量をみると、すべての年代で摂取目標量に達しておらず、特に20歳代~30歳代で不足が目立っている。
◯ 1人1年当たりのサラダ購入金額は増加傾向で推移し、野菜を使った料理の内容が変化している。また、1日当たりの摂取目標量(350g)と、適量と認識されている量は大きく乖離している。』
と。
本ページに野菜の消費量グラフがありますが、平成5年からすると15%程低下していますね。
一方、サラダの購入金額は平成10年からすると65%程度上昇。
つまり、消費量が減ったにも関わらず年間の購入金額は上昇していると言うことは、単に物価が上がったって事では無くて、生産コストが上がった事で商品に添加されているという事...なのかも知れませんね。
まぁ何はともあれ、特にお若い方には生野菜を採ってもらいたいですね。
さて、今日の試食の為に切り取った野菜ですが、先ずはこの品。
サラダ菜・サニーレタス・サラダシュンギク・サラダほうれん草
たったの16g。
この20倍が320g、まだ足りない...。
えっ、350gってどんだけよっ。
で、先ずはこれを包み込んでパクリ。
もうマジで口に入れた瞬間に笑いが出る。
噛む前にシュンギクが口中を覆うのだ。
嫌いな人は判るだろう...この感じ。
今日はこれで終わらず、第二弾。
続いてこちら。
サラダ菜・サラダほうれん草
で12g。
口直しにと。
思いの外シュンギクは強烈なインパクトなのだ。
続けて、こちらも。
サラダ菜・不断草
で18g。
不断草はオマケ。
まぁ生野菜を食べてみる事で実験している事があるので、味覚で判る様にしたいのでね。
変化を察知というか検知出来ないか確認している訳なもので...。
今回、16g+12g+18gで46gの摂取。
で、途中でじいー様にも試食をと、サラダ菜・シュンギク・サニーレタスを持ってって食べてもらった。
やはり笑っていたけど、美味いと言ってましたわ。
好き嫌いが無い人なのでね。
サラダほうれん草を少し紹介しておこう。
今回のは栽培60日の物で、表が、
で、裏側を見ると、
見よ、この葉脈。
栄養がしっかりと流れ込んで行ってますな。
葉の断面は、
ありゃ、背景にピントが合ってますな。 失礼。
結構肉厚なんですよ。
前の記事にふかふかと書いてますけど、マジ厚みを感じる事が出来る食感です。
てな感じで、本日の食レポを終わりまする。
現在の栽培パネルはこちら。
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