塩トマト発採り
やっとこさ、塩トマトが熟れましたわ。
取り敢えず一個目の評価をやってみましたよ。
今回のトマトはハンズマンで苗を購入した『すずなりトマト』とか言う名ですばい。
重量は測定しませんでしたが、こんな感じ。
色づき始めたのが17日だったからまぁ10日かかったかな。
この天候だから少々遅かったかも知んないね。
今回は塩ストレス栽培をしているので、味わいがどうなのかと言う点が興味津々。
この品種はなんなのか判らないので、実績が無いため適合性が今ひとつ判らない。
でもまぁ、普通にホームセンターで購入した苗を使って栽培する事を実践して、今回製作した水耕装置とのマッチングを見ているので、取り敢えず効果確認。
まぁ、一果房一個目から効果が出るというのはなかなかですが、結果はこうでした。
ほぅ、なかなか最初にしては良い値。
また、カットした時の香りも塩トマトの濃厚さが出てますね。
知らない人が多いかと思いますが、土耕ストレス栽培は水だけを使う事が多いです。
極限まで水を与えず、アミノ酸の生成量を上げて糖度を上げていくのが普通。
依って、水ストレスは甘いだけに成ってしまう。
塩ストレスはグルタミン酸が通常の2倍程に増加する。
ミネラル成分も添加されて栄養価も上昇するので付加価値が高くなる。
トマトのアミノ酸はさまざまな味を示し、特に果実内のグルタミン酸は旨みを示すと言われています。(植物環境工学レポートより)
さらに言えば、塩ストレス栽培ではGABA(血圧上昇抑制作用やストレス軽減作用)の値が4倍まで上昇する、又リコペンも濃度が上昇するという報告がある。
共に植物環境工学レポートに依る。
まぁ一口食べれば別物と判るくらいに濃厚な味になる。
家のじいさまにも食べてもらったけど、『うんにゃ、こやまたうんめわ
』ですと。
農家の方々の塩トマトは割と塩分濃度が高いんですわ。
個人的にはあの味はしょっぱいと思うんだよね。
私の塩トマトは果実の大きさをあまり変えずに済む程度にしながらも、しっかり味に、香りに効果が現れ、濃厚トマトと言える様にする。
でもまぁ、使う品種との相性もあって、一概に上手く出来るとは限らない。
今回は4品種。
中でもフルティカは実証済みの為、基準はフルティカになる。
ミニトマト3品種使っているが、ちょっと塩分適合性が低い感じかなぁ~。
少々栽培槽の大きさ的に4本は多かった。
まっ、適合性を見る必要があったので少しは品種を変えないとね。
既に栽培槽は根っこで満杯に近い。
ちょいと酸欠信号も出てきたし、上手くコントロールせにゃ根腐れさせてしまいそうだわ。
その為の簡易ファインバブルだが間に合わないかなぁ。
今の所はまだ真っ白な根だから大丈夫。
本番はこれからで、棚に上がった部分にトマトがずら~りと成り始めたらどうだか。
今だけでもこの水耕装置に接続された養液で、ざっと500個以上は成っている。
さて、どうなりますか。
もう少ししたらバイトが始まるので、手入れが疎かに成らねばよいが...。
大変だぁ~。
毎日1時間は手入れに必要だから早起きせねば成らんかな。
うぅ~、体力つけねば...。
そうそう、パプリカも巨大化してきた。
勿論ナスはしっかりと実を膨らませてきてます。
なかなか良い感じで共存してくれてます。
しかーし、もう二度とパプリカ、ナスは作らん。
どうにも苗物には余計な物が付いてくる様だわ。
うどんこ持ち込まれたり、アブラムシが寄ってきたりと、余計な作業が多くなった。
葉物野菜作ってる時には無かったけどねぇ~。
果実ものは虫が寄りやすいのか。
今回トマトに力を入れているので、トマトにうどんこ入らん様に気を付けている次第。
早いとこ試食して撤去したいなぁ~。
露地栽培ってーのはこの感じでは、害虫対処が大変だと思うわ。
てか、害虫との共存が出来てるのかな。
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