次期トマト栽培に向けて...
さぁ~て、酷暑の中海岸端で監視委員をほぼ二ヶ月連続でこなして来てましたんで、肝心要の水耕栽培に手が回らず成り行き任せになってもーたです。
まぁ、これも運命と諦めていますが、また最初からやり直しですな。
ほんでこの監視委員の場所ってーのがテントも無い所で、あの日射の中海パンとTシャツで炎天下での監視だよ。
アホかっつーの。
まっ、自分の体力の程度も知りたいところだったので、そのまま最後まで通しましたが、意外に元気そのものでしたわ。
一体どこから来るのかこの体力。
しかし、今になって夏バテ気味だわい。
所で、先日、トマトの樹をすべて撤去してまして、撤去しながらも樹はまだ元気だったので、脇芽を20~30本ほど取り出して根出ししている所。
しかーし、何じゃこの暑さ。
60%遮光を二重化して直射を防いで苗の生育をやってんのに、流石にハウス内がこの暑さ。
どうにもなりまへんな。
これも成り行きに任せてっと。
さて、いよいよ今月から自然災害がアチコチで起こることになります。
先日の豪雨も大変でしたが、その程度では済まない事になりそうなのですが、先ずは北海道から始まり...
関東・関西・九州と連鎖的に起こりそうな事になっているみたいですけど。
どうなりますかねぇ~。
まぁ、マクロな災害については個人がどうのこうの出来るものではないので、今後の展開を見ていくしか無いですが、出来る事をするという意味では自給自足出来る環境を作っておくという事をしていれば、他力本願する事無く、ある程度自力で生活基盤を作っておく事も必要な事であろうから、今から葉物野菜を仕込んでいくつもり。
既に播種しているものがあるので、ハウス環境を見ながら定植して行こうかと思いまする。
トマトの水耕栽培を少しお見せしましょう。
先ずはパイプ栽培したトマトの根っこ。
こうなってますんですわ。
木の様に丸くなってる訳じゃないんですな。
三つ葉の様な形。
『この紋所が...』って言いたい所ですが、栄養を運ぶ師管束もしっかり見えますね。
この、まるでフィルターの様な根っこの塊。
これだけの繊維質で水養液から養分をグングン吸収する訳。
だから土耕等と比較すると成長の度合いが違うって判ると思います。
常に根の周りに栄養分が有る訳ですからね。
こちらは水槽の中の根っこ。
びっしりと詰まった根の座布団ですね。
これらが一斉に栄養吸収する訳です。
そりゃ養液がガンガン無くなるはずですわ。
まっ、そんな訳で一応の試験栽培は終了。
結果から言うと、かなり良い出来栄えでしたね。
予定通り、トマトのサイズを変えずに栄養投入出来た事と、旨味が味覚で判る程にちゃんと投入出来た様で、販売したトマトには固定客が出来る程の人気でした。
皆さんが言われるには、『こんなトマト食べたこと無いっ』て答えでした。
糖度は9~10だったですが、この値は土耕でも出来る。
しかし、旨味の添加が難しいのよね。
土耕であれば有機栽培してみるとかでしょうけど、肥料に相応の工夫を入れなければ成らず難しいのだ。
土耕の難しさは均一性なのよ。(対水耕で見た場合)
所が水耕ならば意図も簡単に旨味を添加出来るのだ。
簡単だから難しいのだけどね。
誰もやってない手法と装置手作りだもんね。
ワテの作る家庭菜園システムを使えば、こんなトマトが作れますんで是非見に来てくださいませ。
いや、心臓部は見せませんけど...(^o^)
今度、秋物トマトを作るけど、ここでは生理活性機能を外して
標準的な手法に切り替えるつもり。
それでもちゃんと旨味が入るという事を実証せねば成らんのよね。
今回、試験栽培品の試食に御協力頂いた皆様、ありがとうございましたぁ~。
次回作品は、さらに旨味を増してブドウのようなトマトに仕上げてみようかと思います。
あっ、あくまで目標ですので悪しからず。
結構ハードル高そうだけど、天候にも依存しますんで何とも言えませんけど、味で勝負出来るトマトを作りあげますでぇ~。
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